定年退職2年前にやるべき事

多くの会社ではまだ60定年退職が当たり前だ。その後、再雇用で年次更新契約で65歳まで雇用延長があるが、限られたシニアだけが対象だ。誰もが平等に雇用延長されるというわけではない。原則、政府が何と言おうと60歳定年退職が当たり前だと思うべきだ。

定年退職2年前の58歳時に何をすれば良いのだろうか。

定年退職1年前は再就職先探しで忙しくなる。2年前ならば、もっと楽しめる時間が持てるのではないかと考える人が多い。

定年退職2年前、58歳になったら有給を沢山とって好きな事をやりなさい!

定年退職が分かっている社員に対して会社側は寛容だ。今まで長期有休を取れなかったが、それが取れる年齢になる。定年退職後に多くのシニアは、夫婦で旅行に出かける。私は、58歳の時に夫婦で長期休暇の旅行に出かけるべきだと思っている。

その理由は・・・

  1. 59歳からは再就職先探しや起業準備で心が落ち着かない。
  2. 定年退職後は先行きに不安があるのでゆっくり旅行を楽しめない。
  3. 会社組織を卒業するとビジネス感覚を失う。

58歳であれば、会社の環境に自分を置きながら2年先の定年退職の準備であわてる心配が無い。時間的な心の余裕があるので夫婦で長期旅行に出かけて楽しめる時期だ。期間限定だが、今まで楽しめなかった自由を思う存分楽しめる。

定年退職2年前の時期は、自分を思う存分楽しませることに使うべきだ。やりたかった事、行きたかった場所、勉強したかったことなどに時間を投入できる。再就職先探しをするにはまだ早すぎる。中途半端な時期であるので自分の好きな事に時間を使う方が楽しいはずだ。

定年退職後に何をしたかをウエブで調べると多くのシニアは、夫婦で国内外の旅行をしている。今までゆっくりと夫婦で旅行を楽しんでこなかったのかもしれない。取り合えず、お務めご苦労様という旅行だ。

でも、

旅行から帰ってきて暇な時間を過ごし始め、暇に押しつぶされ始める。再就職先探しをするにしても1日中探しているわけではない。どうしても、暇な時間が生まれる。1日1日と精神的な余裕を失い始める。

定年退職前の58歳時と定年退職後の60歳時では、気分が違う。58歳時の方が、心に余裕があるので純粋に自由な時間を楽しめる。これから58歳になるシニアならば、今から58歳時に何をしたら自分を楽しませるかを考えておくべきだ。もう、仕事に熱中しなくても良い。若い人たちがその後う継いでくれる。

卒業して行くシニアは、会社組織を離れて自分自身の人生を楽しむべきだ。58歳時は、それが出来る!

この記事「定年退職2年前にやるべき事」のポイントは、

  • 定年退職前の58歳時と定年退職後の60歳時では、気分が違う。58歳時の方が、心に余裕があるので純粋に自由な時間を楽しめる。
  • 58歳の時に夫婦で長期休暇の旅行に出かけるべきだ