シニアはインターネット銀行を使うべきではない!危険だ!

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テレビを見ていると頻繁にみずほ銀行がスマホで銀行口座が作れる宣伝をしている。この宣伝を見てインターネットバンキングを始める人はインターネットでのお金の遣り取りをする危険性を十分理解すべきだろう。私は、インターネットで仕事をしているのでインターネットの良さと悪さを体験している。

インターネットを使って送金や支払いをするシニアは、原則、使用するインターネット銀行の残高額を最低額にして置くと良い。

私はインターネット銀行のサービスを使用していない!

知らないうちに使っているインターネット口座にログインするIDとPasswordを使っているパソコンから、または、フィッシングサイトから盗まれている。そんな事を知らないために大損害を被るという事態が非常に多い。

私は、6年前からソニー銀行を除き全ての銀行で使えるインターネットバンキングサービスを停止した。お金の出し入れは、原則、実在する銀行に出向いてATMや窓口経由でお金の出し入れ、送金手続きをしている。

ソニー銀行の口座は、オンラインで一切ログインをしていない。お金の出し入れは、ソニー銀行提携銀行のATMで行っている。お金の送金手続きは、全てATMで行っている。

パソコンは複数台あるが全て仕事で使っている、または、使っていた。インターネットに接続しないで仕事が出来ないので何らかの形で外部のサイトやメールで自分のパソコンがアクセスされている。ウイルス対策ソフトとしてESETを使っているが、それは最低限の危機防止策でしかない。

悪意有るマルウエアやウイルスは、ブラウザーでアクセスしたサイトから感染したり、届いた知らないメールの添付ファイルから感染したりする。一寸した油断でウイルスに感染してしまう。それがウイルス対策ソフトで分からない場合がある。100%防げるという保証はない。新しいウイルスであれば、対応のしようがないからだ。

最悪のケースを想定して(自分が使用するパソコンが知らないうちにウイルスに感染)オンラインでのお金の遣り取りを考えている。私が一番危険と思っていることは、オンラインでインターネット銀行の口座にログインすることだ。ログインするとそのデータがパソコンからインターネット経由でネットバンクのサイトに送信される。

そのデータは何らかの形でパソコン内とアクセス先サーバーに残る。どのデータを悪意有るウイルスソフトが入手していたらどうなるかだ。

一番リスクがないやり方は、インターネットバンキングサービスを使わないことだ。パソコンでインターネットを使う時にインターネットバンキングにログインする情報がなければ、盗まれて悪用される土壌がない。

最も怖いことは、スマホでインターネットバンキングサービスを使う事だ。スマホはセキュリティが甘い。インストールしたアプリが悪意あるアプリだあれば、スマホにあるデータ全てをインターネット経由で知らないうちに送信されてしまう。または、盗難に遭い、内部をハッキングされてしまうリスクがある。

インターネットショッピングでクレジットカードを使った決済も気を付ける必要がある。信用があるオンラインショップやサイトなどで購入することだ。価格が非常に安いオンラインショップは、100%詐欺サイトである。常識範囲の価格幅で実在するお店があるサイトであれば、詐欺に遭うリスクは下がる。

クレジットカード支払いは、明細書をいつもじっくり確認する習慣を身に付けるべきだ。

クレジットカード決済銀行口座には、多額のお金を入れておかない。通常のお買い物程度の金額にして置いて被害に遭っても大きな痛手を負わないようにする。一番良いのは、引き落とし金額よりも少し多いぐらいにしておくことだ。引き落としの連絡があるまで1ヶ月ぐらい有る。

通知書が届いてから必要な金額を銀行口座に入れておくやり方を習慣化することである。仮にクレジットカード番号と暗証番号が盗まれていても引き落とす金額がない、または、少ないために被害に遭わないように出来る。

オンラインショップで何かを購入する時は、出来るだけ実在する店舗があるサイトショップでする事が鉄則だ。 または、アマゾンドットコムのように誰もが使っているショッピングサイトなど被害があっても保証してくれるサイトだ。

インターネットバンキングサービスは便利だがその反面リスクも大きいことを肝に刻み込むすべきだろう。