シニアのノマドライフと仕事スタイル

Nomad Worker(ノマドワーカー) とは、私の意味合いでは「ノマドワーカーは、オフィスもデスクも企業の肩書も持たず、一人でインターネットのつながる国、都市、ホテル、カフェなどの場所を転々として仕事をする自由人である。」

10年前から一人でビジネスを展開している。最初から一人で仕事をするライフスタイルを求めた。そのライフスタイルが、今風の言葉で言うと「ノマドライフスタイル」だ。

インターネットビジネスをしている人はノマドワーカーとして独立しやすい!

体力を使う現実社会のビジネスは、シニアには向かないかもしれない。70歳代から80歳代以上のシニアは、体を使う仕事で体力が付いていけない。70歳以降にお金を稼ぎたいシニアは、知的サービスか、インターネットビジネスかのどちらかを今から考えて準備した方が良い。

インターネットビジネスで1円でもお金を稼げれば、1円から月額10万円、そして、100万円と増やす方法を考える。知恵と知識の勝負になる。人生経験が豊かなシニアの利点を上手く活用したインターネットビジネスがシニアに適している。若者たちが始めているインターネットビジネスを真似したビジネスは勝ち目がない。

私は一人で仕事ができる環境を作っている。インターネットビジネスは場所と時間の制約を受けない。インターネットだけでビジネスが完了すればの話だが。典型的な職業は、ウエブライターだ。コラム記事を商業ホームページに提供する執筆業だ。最近見かけたサイトにウエルクWelqがある。心と健康をテーマにした情報発信サイトである。運営会社は、株式会社ディー・エヌ・エー。記事コンテンツの信用性と責任は全てライターに帰属するというキュミレーションサイトになっている。

ウエルクサイトでは、ライターが直接お金を稼ぐ事は出来ないが、人気がある記事投稿をする事で他の商業サイトから仕事のオファーが来る事がある。どの商業サイトもコンテンツを社員が書き続ける事が難しい。どうしても外部ライターに依頼する事になる。

私の仕事は、ライターではない。CMSを使って法人向け多言語ポータルサイトを構築する仕事である。お客とサーバーがあれば、仕事はインターネットの世界で完了してしまう。インターネットの職人であるため専門職業だ。この仕事を10年間続けている。まだ、70歳にはなっていないので体力も気力がある。

60歳代のうちに今の仕事からもっと知的な仕事(グレーなコンテンツライター)に業務転換したいと思っている。既に、その方向で昨年から準備を始めている。自分でコンテンツを提供できれば、どこでお金を稼ぐかのビジネスモデルを明確にすれば良いだけだ。

これが完成すると完全なノマドワーカーとしてノマドライフが確立する。

現在の仕事は、どうしても日本国内にいないと万が一の障害や打ち合わせでお客様の所に行けない。コンテンツビジネスに完全移行出来れば、物理的に顔を合わさなくても良い。どうしても必要ならば、Skypeビデオ会議で相手の顔を見ながら話が出来る。

プロのライターではないのでコンテンツの質や内容での勝負になる。自分の専門分野で他人よりも深い知識と経験で勝負となる。自分でコンテンツを作れるという武器を上手く使って記事提供ビジネスからコンテンツを使った集客ビジネスに応用できる。自分で集客サイトを育て上げる事が出来れば、広告収益が得られる。

集客サイトを作るには、多くの人の関心を引くコンテンツが重要になる。シニアには、豊かな人生経験というコンテンツがある。そのコンテンツを如何にに料理するかだ。