なぜ、同年代だけの会話は自分の世界を狭めるのか?

過去の自分を振り返ってみるといつも年齢層が類似の人たちと会話をしている。若い人たちとの会話は、若い人たちがいるグループに自分が入って行かないとできていない。同様に自分の歳以上のシニアとの会話も同様だ。当たり前かもしれないが、会話をする相手が限定されると住む世界が狭くなる感じだ!

生きた情報やトレンドは人から伝わる。年老いてくると会話をする相手が同年代に限定されてくる。新しい時代と流行を作る若い人たちとの接点が少なくなり若者たちの価値観や人生観が読み取れなくなる。シニアは若者から若さと新しい生き方を学ぶ。どのようにしたら、違う年代の人達と触れ合う生活ができるのだろうか。

65歳、今を楽しく生きるにはどうしたら良いか?

長生きが出来れば良いのか、短命でも充実した人生であったと思えば良いのか、自分の人生で幸せを感じれば、それで良いのだろうか?

65年間の人生を振り返ってみると夢を追う生活に追われていた。何かに迷って立ち止まっていた時はない。無駄な時間を過ごしたというブランクな期間はなかった。年金をもらい始めると食べて行く上での切迫感は消えて行く。今の個人事業も年齢とともに消えて行くのが予測できる。

65歳は、20歳代、30歳代、40歳代の人から見るとシニア、高齢者、老人の分類に入る。若くない。私自身、鏡に映る私の顔を見て年寄りになったと感じる。同世代の人間は、ちょっとづつ、寿命と運命で他界して行っている。70歳から80歳にかけて他界して行くシニアが多くなる。

自分の寿命は分からない。その時にならないと。そんなことを考えると「今を楽しく生きるにはどうしたら良いか?」を考えざるを得ない。

65歳から人生を楽しむにはどうしたら良いか?

私は単純なシニア男性だ。複雑な精神構造を持っていない。何事もストレートで物事を考える。だから、私の人生の楽しみ方も単純である。

こんな事で65歳の人生を楽しんでいる: 

  • 自分の手(スキル)でお金を稼いでいる
  • 自分がボスで仕事をしている
  • 仕事が時間と場所で制約されない
  • Chromebookでブログを書いているのが楽しい
  • 年に2回か、3回家内と一緒にドライブ旅行に出かけて非日常の生活をする
  • 週2回の筋トレをして筋肉貯金をしている;たくさん筋肉貯金がたまった!
  • Chromebookの最新機種を追いかけているのが楽しい
  • 月1回家内の家庭カレーライスが極上の味
  • 駅の階段を一段飛びで上がるのが新鮮な挑戦になる
  • NetflixでScience Fictionドラマ(Star Trek)や映画を好きなだけ見る

老後の人生の楽しみ方は人それぞれだ、誰かの真似をしても良いし、Going My Wayを探しても良い。短く生きても長く生きても終着駅は同じだ。焦ることはない。お金がなくても、あっても与えられた時間の使い方次第で人生の味が変わる。

お金を稼いで使う。お金と良い関係を作り、お金を上手くコントロールする。お金の魔力に負けないでお金を下僕にする。お金を使うことで楽しい時間を過ごせるのならば、良い使い方だ。一番つまらない事は、お金を稼いで貯めているだけの人の人生だ。お金は人生を楽しむためにある。上手く使わないと後悔する。

65歳シニア:人生の楽しみ方

社会の弱者である老人が強くなるにはどうすれば良いのか?

70歳を境に肉体的にも精神的にも老いを強く感じ始める。自分が社会の中で徐々に弱くなって行くのが肌で感じる。60歳代の私の目から見ても70歳代のシニアは、弱弱しく見える。歩き方だけをとっても力強さを感じない。運動を定期的にしている人は別だが。全般的に老化現象が70歳代から強く体に出てくる。

何かのビジネスをしている老人でなければ、年金生活に入っている。金融資産が沢山ある人は経済面での心配はないが、普通のシニアはそれほど余裕が無いはずだ。働いていない事から来る金銭的な不安、老化から来る肉体的な衰え、刺激が無い「毎日が日曜日」の生活で自分が小さく萎んで行くように感じ始める。

老人は弱者になる。介護の世話になった時点であなたは「社会の弱者」であるラベルが張られる。それを今自覚しているか、していないかで将来の生き方で違いが出る。弱者になる老人が強くなるにはどうすれば良いのかを考えてみた。

緊急事態宣言で65歳シニアの生活はどう変わったのか?

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、福岡県、兵庫県に政府は緊急事態宣言を発出した。私は神奈川県人であるので神奈川知事が要請する自粛に従う必要がある。その結果、今までの生活行動を変える必要が出てきた。

要請は外出しない、人に会わないこと。それに尽きる。新型コロナウイルス対策で一番感染しない方法は、安易に人に会って濃厚接触をしないことである。それを考慮する行動にしなければならない。

緊急事態宣言で実際の生活は社会環境で制限が増えたため定期的に行く会合や場所に行けなくなった。その結果、自宅に居る時間が増えた。生活のリズムは自宅中心に変わった。