ガムを噛みながらのウォーキングは転倒予防になる

転倒予防でウォーキングを行っている高齢者が多い。高齢者が転倒すると寝たっきりになり足の筋力低下をもたらす。多くのケースでは、そのまま介護ベッド生活になる。老人が足の筋力を失うと一人で歩けなくなる。一度介護状態になると老健などでリハビリ生活を送る事になるのだが、元の体に戻るまで相当時間がかかる。

一度転倒して骨折すると高齢者は、自分の足で歩けなくなる確率が高い!

せっかくウォーキングをしているならば、もっと効果がある歩き方を学んだほうが良い。「アクティブかむかむウォーキング」を知っているだろうか。

老後のお金:節約と意味あるお金の使い方

子供が結婚して落ち着くまで親は子供のためにお金を使う。貯めてきた貯蓄残高がどんどん下がって行く。子供が結婚して初めて自分たちの老後生活のためにお金を使う事が出来る。残り少ない貯蓄から老後の生活を維持する。何とかして収入を増やす事を考え、行動を起こすのもこの頃かもしれない。

子供が結婚するまでは、どうしても子供のために何やらお金が出て行ってしまう。シニアの老後を金銭面で困らないようにするしかない。お金を貯める基本は(1)お金を稼ぐ、(2)節約する、(3)お金を運用するである。1と3は特別な才能が必要になる。2は努力次第でなんとかなる。

私達夫婦は今の生活水準をできるだけ下げないで無駄なお金を使わない節約の生活に努めている。求められる能力は自問自答である。物を買う前に自問自答する。

老後の生活は現実の自分を受け入れることから始まる

現実に起きている変化は必ずしも自分にとって都合の良い物ばかりではない。高齢者としての生活でもビジネスを展開している経営者でも現実に起きている変化には逆らえない!これに逆らうと精神的なストレスが増して体調を崩す。酷いケースでは鬱病になる。

人生は紙飛行機!365日いつも空を飛んでいられる訳がない。時には地上に着陸して翼を休ませる必要がある。 今の生活が永遠には続かない。年々年老いて行く体。出来たことが出来なくなる自分に驚く。そんな自分を直ぐに受け入れられない。

勢いよく階段を上ると息が切れる?

駅の階段を勢いよく駆け上る事がある。若いころは、あまり息が切れなかった。67歳の今、息が切れているのが分かる。歳を取るに従い筋肉に酸素を蓄える力が減少してきているのだろうと思っている。私のノートパソコンのバッテリーと同じだ。1年経過して使い続けると満充電容量が使い始めと比べて10%以上少なくなる。電気を蓄える力がバッテリーの劣化で減少する。

人間の体(筋肉)も同様に老化と言う劣化が発生して、体を動かすときに必要な酸素の体内蓄積量が減る。階段の上り下りで息が切れるのは普通のシニアにとって当たり前なのかもしれない。

ジョギングをする運動習慣があれば、息切れを和らげられる。酸素を多く体に取り入れる筋力が出来上がっているからだ。階段の上り下りで息切れを感じたら、運動不足か、呼吸が浅いためかのどちらかもしれない。酸素が十分体の中に取り込めていないためである。

2025年まで:60歳定年再雇用で給与が半減して仕事量も労働日数も変わらない理不尽労働

  • 2025年4月から、定年制を採用しているすべての企業において65歳定年制が義務になる。
  • 2021年4月1日に施行された、改正「高年齢者雇用安定法」では、65歳から70歳までの労働者の就業機会を確保するため、「70歳までの定年引上げ」「70歳までの継続雇用制度」などの措置を講ずる努力義務が新設された。

2025年3月31日まで60歳定年退職か、60歳定年再雇用の状態が続く。60歳定年再雇用で65歳まで働く場合、給与は50%カットされる。労働条件は同じ場合が多い。明らかに再雇用されるシニアにマイナスになる。

60歳定年で会社を去る人、定年再雇用で65歳まで悪条件で働き続ける人。多くの会社員は組織にぶら下がって会社に依存した生活を長年してきた。その影響で定年時に定年再雇用のオプションが提示されると会社に残って働く選択をしてしまう。自分の意思で会社を退職する人は少ない。給与が大幅にカットされて労働環境も同じでも、65歳まで働こうとする。

どこか可笑しいと思わないのか!

59歳の時に働いていた仕事量と日数が定年再雇用で雇用された時と同じなんて誰が考えてもおかしいはずだ。同じ労働環境で働くのに給与が激減するなんて。それが当たり前のように会社員は考える傾向がある。と言うか、それしか選択肢がないためか。