シニアが活躍する条件:新しい事に好奇心を抱く思考とトライアルだ!

暴走老人が増えている。若者に尊敬できる老人の像について街角インタビューをした番組をNHK BSで見た。新しい事を一生懸命学ぼうとするシニア、何かに挑戦している高齢者、過去の実績を消して今の自分で若者たちと触れ合う老人が若者たちの視点から魅力を感じるという。

好奇心旺盛なシニア世代であってほしい!

好奇心は、誰にでもある。子供と老人では、好奇心が生まれる頻度が違う。子供は見るもの、学ぶもの全てが好奇心の対象だ。老人は、人生の経験と知識が邪魔をして新鮮な感覚で身の回りで起きている現象を好奇心の目で見れない。

当然、個人差はある。私の家内は、子供のようにちょっとしたことに好奇心を示す。一方、私は今までに体験したことがないことや全く新しいコンセプトの製品などには好奇心を示す。そのため、好奇心が湧き出るような機会が少ない。

私の人生、61年間の中でまだ未経験なことが沢山あると思う。新しいもの好きの私なのでドローンを使って空から空撮をしてみたい。今まで取れなかった角度から事物を撮影して新鮮な見方を味わいたい。ドローンの操作環境が法的に整えば、外で自由にルールを守りながら空撮が出来るだろう。自分を空撮し、それを眺めるのも面白い。

高い木の上にあるカラスの巣をドローンで空撮してみたいという好奇心がある。ドローンは、年齢を問わず、遊べる機器だ。シニア男性は、新しい物に関心が行く傾向が強い。これから市場に登場してくる新製品は、自動運転の自家用車、家庭内ロボット、Virtual Reality機器、人工知能による学習などだろう。

人工知能はこれから目覚ましい進化を遂げる。英会話を習う時に英語で会話する相手を探す必要がある。人工知能ならば、英会話を試す相手にもなり、間違いを正してくれる英会話教師にもなりうる。英会話学校などは、必要なくなるだろう。 

孤独なシニアも人工知能を相手に楽しい会話が出来る様になる。生きたペットの犬や猫に孤独なシニアが話しかけてもペットは人間の言葉で返答してくれない。 人工知能が相手ならば、友人として会話相手になってくれる。

シニアがスマホとLINEの取り扱い方を学べば、今まで出来なかったことが簡単に出来る様になる。

例えば、スマホで今飲んでいるコーヒーの写真を撮る。撮った写真を自宅にいる妻に見せるために画像をLINEにのせる。妻からのコメントが来る。コメントを返す。必要ならば、無料LINE電話で直接妻と話も出来る。この会話に子どもたちを呼び込み会話に加える事も出来る。

今までに出来なかったことが簡単に出来る環境と機器が揃いつつある。そんな時代の変化に高齢者はついていっていない。 

毎日が日曜日の高齢者たちで体が健康ならば、時代についていくためのシニア学校などが生まれても良いと感じている。 

人生を楽しむには、自分の意志で行動を起こすことが基本だ。面白いと思うものが有れば、誰でもが何らかの行動を起こす。面白いことは、待っていてもやってこない。自分で探しに行く必要がある。

シニアの情報入手源は、テレビ、新聞と口コミだ。 

ちょっとでも面白そうだなあと感じたら行動を起こすことだ。家を出て好奇心を満たしてくる。そんな姿勢がシニアに求められる。