海外では、GoogleのChromeOSが搭載されたChromebookというノートパソコンが企業や教育分野で広まっている。2つの理由がある。一つは、安価である。2万円から5万円ぐらいで購入できる。二つ目は、ノートパソコンの管理が簡単である事だ。Windowsパソコンでは、ウイルスソフトやOSなどのアップデートが煩わしい。アプリケーションも購入するため費用がかさむ。
Chromebookのノートパソコンは、立ち上げてネットに接続し、ログインすれば自動的にChromeOSがアップデートされる。OSが違うのでマルウエア感染も発生しない。必要なアプリソフトは、全てGoogle Driveに入っている。シニアがノートパソコンを使う用途を考えると(1)メール、(2)ウエブ閲覧、(3)ワード、Excel、Powerpointのような仕事アプリだ。大部分は、メールとウエブ閲覧で終わるだろう。
スマホアプリ(アンドロイド)とChromeOSが融合された”Andromeda OS"のChromebookが登場する!
Samusungが10月24日にChromebook ProというハイエンドのChromebookノートパソコンを発表するらしい。
CPUにCortex-A72 + Cortex-A53 の 2.0GHz ヘキサコアプロセッサを採用。360度回転可能な12.3インチ、解像度2400×1600のタッチスクリーン、32Gバイトのストレージ、4GバイトのRAM、本体はすべて金属製、厚さ12.9mm。スタイラスあり、バッテリ持続時間は10時間、重さは約1キログラム。
これだけのスペックであれば、シニアが使うノートパソコンとして十分過ぎる。価格が$499。日本で販売されるならば、5万円内の価格になるだろう。
シニアにとっての最大メリットは、Windows PCのようにOSのバージョンアップ作業を自分で行う必要がない。手間暇をかけずに自動的にアップデートされる。変なサイトを見てマルウエアに感染する危険性もない。当然、ウイルスソフトもいらない。OSが違うからだ。
ブログライターのような人には、最高なノートパソコンになる。今までのChromebookは、低機能で安さが目立ったハードウエアであった。アンドロイドのスマホを使い慣れているシニアならば、このChromebook”AndromedaOS”の使い方で迷うことはないだろう。キーボードがついてスマホ・タブレットといった印象だ。
私は、Chromebook Proが日本で買えるならばすぐに注文するかもしれない。ブログを書いているので用途的には最適なマシンに見える。5万円ぐらいでこのスペックならば不満はない。
10月から11月にかけて各社から”AndromedaOS”のChromebookノートパソコンが発表されるだろう。これからノートパソコンを購入する予定のシニアで用途がメールやウエブ閲覧ならば、”AndromedaOS”のChromebookノートパソコンをお勧めする。5万円ぐらいで十分過ぎる機能と性能があるノートパソコンだ。