「ウエブのSSL(暗号化)って、何?」と70歳過ぎの知人から尋ねられた。パソコンでホームページの閲覧やメールのやり取りは出来るが、インターネット全般には疎いシニアである。
多分、インターネットに詳しくない人たちにとってSSL暗号化されたホームページであるのか、ないのかが興味の対象になっていないので分からないというのが現状だろう。
若者たちは、パソコンを使うよりもスマホを頻繁に使っている。そのため、スマホで見えているホームページがインターネットにつながっている、いないの識別も分かっていない場合が多い。スマホは購入した時点で契約キャリヤーがインターネット接続が自動接続されるSIM設定をするからだ。
パソコンは、インターネットのプロバイダーとインターネット接続設定をしないとネットにアクセス出来ない。この違いが分かっている人と分かっていない人がいる。シニアにとってこれを理解するのは難しい。単純でないことだけは分かるだろう。
SSL暗号化されたサイトは閲覧者を危険から守るためにある
Google ChromeブラウザでSSL暗号化されたホームページのURLを見るとこんな表示になっている。
SSL暗号化されていないホームページは、こんな感じだ。
見ても分かるように鍵アイコンに保護された通信と書かれているか、いないかだ。
つまり、
保護された通信と書かれているサイトは全てSSL暗号化されたホームページになる。この表示がないホームページへのアクセスは、保護されていないためデータ傍受が第三者によって出来てしまうリスクが高い。
例えば、
ショッピングサイトで買い物をする時にホームページがSSL暗号化されていないとページで記入した個人情報全てを見られて取られてしまう危険がある。悪意あるネットユーザーがあなたの行動をモニターしていれば、個人情報全てを取られるということだ。
この危険を無くすためにホームページのSSL暗号化が現在推奨されている。基本、ショッピングサイトで買い物をする時は、SSL暗号化されたショッピングショップのホームページでないと非常に危ない。
ホームページの閲覧で何かを記入する時は、そのホームページがSSL暗号化されたホームページであるかをまず確認して下さい。暗号化されていないホームページである場合は、記入しないほうが安全である。
目に見えていない世界でのデータ通信であるため、自分で個人情報を手渡すようなリスクを取らないためにネットでのショッピングや個人情報の記入はSSL暗号化されたホームページに限定することだ。
「シニアが分からないSSL暗号化ホームページのメリット」のポイント
・ホームページを閲覧する時にURLアドレスの前に鍵アイコン表示があるホームページは全てSSL暗号化されている
・ネットショップで買い物をするときや閲覧先ホームページで個人情報を記入する時はSSL暗号化されたホームページであるかを必ず確認する
・SSL暗号化されたホームページは、第三者によるデータ傍受を防ぐ
鍵アイコンの表示があるホームページであるかを確認する習慣が今は必要だ。これからSSL暗号化されたホームページが増えてくる。このサイトも既にSSL暗号化されているブログサイトである。