60歳代は何を楽しみ、悩み、不安に感じるのか?

目の前のテーブル席に座って本を読んでいる若い女性がいる。スタバでこのブログを書いているのだが、気になる。午後2時になろうとしているのだが、仕事は一体何なのだろうか。年齢的に27歳ぐらいだ。オフィスに勤める女性には見えない。

フリーランスか、何かの資格をとるために勉強をしているのか。それとも、会社を退職して留学しようと準備をしているのだろうか。27歳前後の若い女性は、結婚か、遊びか、キャリアかで迷う年齢だ。

60歳代のシニアはどうだろうか。何か独特の迷いがあるのだろうか。迷いよりも不安が先にくるのかもしれない。65歳未満と65歳以降のシニアでは、迷いも不安も違うのではないか。

何か面白いこと無いかな!とアクションを求める60歳代

横浜ベイクォーターにあるスタバで仕事をしているのだが、ここは子供連れの若い主婦が多い。そのため、子供の声が他のスタバよりも響き渡る。ブログを書いている時に赤子の泣き声が超音波のように体に突き刺さる。まいった!!

62歳の私だが、定年退職で仕事を探している60歳代ではないので悩みや不安はちょっと違う。悩みは、トリビアル(大したことではない)なことが多い。代表的な悩みは、仕事場だ。インターネットの職人でノマドライフをしているためスタバを仕事場として使っている。

時間帯と場所によってスタバを仕事場として使えない環境に遭遇する。

今の時間帯、午後2時頃から4時頃まで赤子、子供連れの主婦たちがスタバに集まってくる。赤子の連れだった主婦が2組集まれば、スタバがあたかも自分たちの遊び場のようになる。叫び声が続いても親は何もしない。スタバの店員も何もしない。

私と同じようにスタバを仕事場として利用しているノマドワーカーは、嵐が過ぎ去るのをじっと待っている。午後4時過ぎには、赤子連れや子供連れ主婦は自宅に帰っていく。横浜ベイクォーターの周りには、集合住宅マンションが沢山あるため若い子供連れ主婦がストレス発散と気分転換で散歩にやってくるのだ。そのお休所がスタバだ。

私の悩みは、大した悩みではない。ちょっと我慢すれば、災いは過ぎ去っていく。不安はどうか。不安はある。緑内障がこれから悪化してくることだ。10年前の緑内障の状態と今では視野の見える範囲が相当違っている。10年後、72歳になった時、右目の視野は最低限の視野になっているかもしれない。

多分、70歳ぐらいで自動車の運転免許証を返納することになるだろう。まあ、私の仕事は自動車運転が必須ではない。電動ハイブリッド自転車に変えれば済む話だ。家内も運転ができるのでドライブは家内に任せることで何とか成る。

老化に伴う病気が将来の不安材料になっている。既に分かっている病気(緑内障、多分、白内障も)がこれからどうなるかだ。目の病気は、これと言った予防策がない。白内障は、70過ぎ頃に人工レンズに取り替えれば治る。緑内障は、治せない。治せない目の病気を持っているといつまで視野を確保できるかで老後の生活は変わる。

60歳代は、まだ、普通の生活が力強く出来る。身体の老化も著しくない。老化による免疫力低下も酷くないので大きな病気はあまり発症しないかもしれない。時間と健康が確保できれば、あとは、お金だけだ。人生の一時期を楽しむためのお金は少額でも十分楽しめる。

1週間夫婦でドライブ旅行に出かけるだけで色々な出会いと体験が出来る。宿泊も旅先で見つけた宿で済む。最悪自動車の中でも一泊できる。田舎のホテルを探せば、100%宿泊できる。地元料理を楽しみながら、観光ガイドに載っていない場所を自動車で巡ることが出来る。

60歳代は、まだ、まだ、体力がある。その体力を最大限に利用することだ。70歳代に突入すれば、体力に頼った面白い体験は出来なくなる。10年単位で私達の体はかわっていく。ちょっとづつ、体の機能が衰えて疲労していく。