高齢者の本能的欲求の処理を助けるワーカーが求められる

高齢者の本能的な欲求を助ける介助ワーカーがオーストラリアにいる。オーストラリアでは、売春が合法化されていて高齢化社会の問題を解決するのに役立っている。日本では、売春はグレーな取扱になっているが、社会悪で必要なものであると一般的に認識されている。それは日本の歴史を見れば理解できる。2008年に身体障害者の本能的欲求の問題を解決するサービス「介助サービス」を一般社団法人ホワイトハンズが始めた。

自分で自慰行為が出来ないために本能的欲求を解決できない身体障害者向けのサービスである。健常者向けのサービスではない。身体障害者も健常者同様に本能的欲求がある。健常者は自分で本能的な欲求を処理できるが、身体障害者はそれが出来ない。

要介護の高齢者も介助ヘルパーもその処理で困っているという現実!

人間は、本能で本能的欲求が生まれる。この欲求は死ぬまで続くと言っても言い過ぎではないのではないか。一般の人達は、老いてくれば老人の本能的欲求は消えていくと思っている。シニアの人たちは、特に男性は本能的な欲求がありすぎて困っている。

肉体的には、衰えていって射精は出来なくなる場合が多いが、本能的な刺激で本能的な欲求が生まれる。勃起するが射精が出来ない高齢者が問題を解決するために店通いをする。または、特別なサービスを利用して他人や家族に言えない本能的欲求を満たそうとしている。

高齢化社会に向かっている現在元気な高齢者が急増する。同時に本能的な欲求も維持されてその処理を求めてシニアの性行動が問題化する。一つの問題として高齢者の入浴支援や介護で女性ヘルパーへの本能的なハラスメントである。年老いた老人は、女性との接点を失う。彼らにとって女性ヘルパーとの触れ合いが本能的欲求のはけ口になってしまう。これが問題である。

要介護の高齢者ほど本能的な欲求のはけ口を女性ヘルパーに求める。その接点しか選択が与えられていないからだ。健常者で普通の生活が出来ている高齢者であれば、通常のサービスを利用できる。身体に何らかの障害を持って自分で動けない老人は、本能的な欲求のはけ口がない。

シニア向けにこの問題を解決するヘルパーがこれから生まれてくるのではないか。通常の行為のサービスではなく、シニアが抱えている本能的な欲求を解消する手助けをするワーカーである。

例えば、

そのようなサービスが健常者の高齢者にとって求められてくるだろう。見えないところで既にこのようなサービスが行われているのではないかと感じている。このサービスが一般的になれば、介護現場での女性ヘルパーへのセクシャルハラスメントは減少するのではないか。

現在の介護現場では、高齢者の本能的な欲求を処理するサービスをケアプランとして組み入れらていない。老人の性は、健康管理の一部としてオランダでは認識されている。

老人になればなるほど、本能的な欲求を上手く処理できなくなる。裏社会のビジネスと考えがちであるが、老人の世界では、健康管理の一部サービスとして成り立つ。事実、前立腺ガンの予防で射精する行為を有効であるとしている。

介護サービスの一環として老人の本能的欲求を処理してあげるニーズがこれから高まるのではないか。老後を楽しく過ごす意味合いで本能的な欲求を満たしてあげるサービスは、成り立つ。これを介護のサービスとして合法化すれば良いだけだ。