希少価値がある古い技術で活用できる「場」を見つければシニアでも起業が出来るのでは?

ビジネスクリエイティブヨコハマ勉強会「BtoC toBへの挑戦」に参加した。

「ビジネス クリエイティブ ヨコハマ」とは

企業の強みとクリエーターのアイディアを結びつけ、ビジネスに新しい付加価値を生み出していくことを目的とする横浜市の事業。

参加者を見ると若い人よりもシニアの人が多かった。多分、中小企業(町工場の経営者)の社長さんとシニアコンサルタントたち。横浜市は、経営者とクリエイティブなデザイナーやProducerをマッチングさせて新しい製品を作り出そうとしている。

シニア起業を考えている人たちもいる。

古い技術で希少価値を生むビジネス

60歳を過ぎて新しい技術を初めから学ぶのは無理である。出来るのは、今までの技術の延長線の技術しか無い。古い技術でも活用できる「場」がある。新しい技術が必ずしも優秀であるとは限らない。忘れ去られたFloppyとDisKがセキュリティーを維持するために使われている。

古い技術でも需要がある「FloppyとDisk Drive、COBOL言語」

今の市場では、FloppyとDisk Drive、そして、それを使うPCが買えない。その使い方も若い人は知らない。古い技術を使って誰も分からない利用方法を考えれば、ユニークな製品になる。若い人たちは、理解できないので競争相手にならない。シニアの独断場になる。

古い技術は、忘れ去られる運命だが、その技術で動いているシステムや機械があればそれを良く知る技術者が必要になる。そこに人材としての希少価値がある。金融システムがCOBOLと言う言語で書かれている。膨大なソフトウエア資産だ。これを新しいコンピュータ言語に書き換えるのは大変である。維持するだけならば、あまりコストは発生しない。そのためには、COBOL言語に精通している元エンジニアが必要だ。

希少価値という視点でビジネスを考える

供給と需要のバランスは、忘れ去られる技術にもある。市場は小さいが、希少価値は凄く高い。

シニアが経験した知識と体験を活かせる古い市場を希少価値という視点で見直してみる。若い人たちには出来ないことだ。誰もそんな市場に目を向けない。だからこそ、そこに隠れたビジネスチャンスがあると私は考えている

シニアがコンサルタントとして中小企業を支援している。誰もが考えるシニアビジネスである。本来は、コンサルタントではなく起業家としてコンサルが出来る技術や経験を自分のビジネスに応用すべきではないか。

結論

希少価値がある古い技術で活用できる「場」を見つければシニアでも起業が出来る。ソニーのアイボという犬型ロボットがある。すでに生産は終了し修理もできない。そんなアイボをこよなく愛しているユーザー層がある。アイボを修理するシニア技術者が修理ビジネスを始めた。

希少価値があるからビジネスチャンスが生まれる。シニア起業家は大きな市場を探すのではなく隙間のマニア市場を探すべきではないか。