癌と認知症の不安をなくすにはどうすれば良いか?

認知症、乳がん、前立腺ガン、大腸がん、臨床試験・治療に関心があるシニアは、実際にいづれかの病気を経験した患者から話を聞くべきである。経験者でないと分からないことが沢山あるからだ。認定NPO法人 健康と病いの語り ディペックス・ジャパンという団体がある。この団体のホームページにアクセスしてみて欲しい。参考になる体験談が聞ける。

今は健康だけども病気になったらどうなるのだろうかという不安

シニアは、年齢とともにいろいろな病気に直面する。加齢から来る免疫力低下で病気に体が勝てなくなると体の弱い部分から病気になって行く。病気になると認知症、乳がん、前立腺ガン、大腸がんなどの病気を体験した方から直接話しを聞けたならばという気分になる。

認定NPO法人 健康と病いの語り ディペックス・ジャパンという団体は、患者の体験を共有することで病気で困っている人たちを支援している。

「認知症の語り」は、どのシニアも興味を持っているはずだ。いづれは私も認知症に成り、家族に介護される立場になる。介護されると介護する立場の体験を事前に知識としてわかっていれば、いざという時に慌てない。

私の義母は、少し認知症の症状があると周りの家族が言っている。会話の中で同じ事が何度も繰り返すからだ。普通の老人でも同じことを繰り返す場合があるが、その程度が普通でないからなのだろう。現在、85歳で要介護5を認定されている。自分で歩くことが出来ない状態だ。

毎週1回家内が実家に1泊2日で泊まって介護支援をしている。90歳の義父親は、まだ、普通の生活が出来ているが身の回りの世話が十分できていないために家内が助けている。私も月に1回家内と一緒に実家に泊まって私が出来ることをやっている。

介護する立場の者として他の家庭ではどうなのかが気になる。

認定NPO法人 健康と病いの語り ディペックス・ジャパンの試みは、介護される側、介護する側にとって貴重な情報を提供する試みであると思っている。患者によって病気の症状は多少違うかもしれないが、心の状態は皆同じだ。不安で一杯だ。

私自身、人間ドックで大腸がんの疑いがあり大腸内視鏡検査を2回受けた体験がある。2回とも痔からの出血であったが、自分の目で自分の大腸の様子を内視鏡で見ることが出来た。自分の大腸の様子を知ることで大腸がんになっていないという安心感が生まれる。

私の経験から一度は大腸内視鏡検査を受けて自分の大腸を見たほうが大腸がんに対する安心感を得られる。大腸がんは、急激に成長しないと言われるため1度内視鏡検査をすれば、5~8年ぐらいは大丈夫だと聞いた。

検便で、もし、再検査の大腸内視鏡検査を受けるならば、ラッキーと思うべきだ。受けることで安心を得られる。仮に大腸がんが見つかっても早期発見早期治療が出来る。それもラッキーである。