62歳の老後生活とお金はどうなんだ?

老人にとってお金は大切だ。必要以上のお金は災いをもたらすが、普通の生活に余裕をもたらす程度のお金は老後の生活を精神的にも肉体的にも豊かにする。

62歳の老後生活は、体が元気で自由な活動が出来る。当然、お金は懐から出て行きやすいので小遣い稼ぎをする必要がある。62歳では、一部の年金しか受給できない。どうしても金銭的な余裕は生まれない。

つまり、

体は健康で体力があるが経済的な余裕がない生活が62歳の老後の生活なのだ。この中途半端な状態から脱するには、こんな事をしてはどうか!

汗をかいてお金を稼げ!体を動かすことで新しい発見がある!

62歳のシニアは、時間の使い方をうまく出来ていない場合がある。定年退職後、退職金で好きな事をやってきた人が多いはずだ。好きな事をやっていると次第に飽きてくる。次に何をやればよいか、自分の新しいキャリアをどうするかを考え始める。

考えても考えても回答が出て来ない日が続く。

頭で回答が出ない時にやるべき黄金の法則がある。「頭で考えずに行動に移せ!」という法則だ。スーパーに出かけた時、目に入ったアルバイト募集の張り紙。何も考えずにアルバイトに申し込むことだ。悩んだ時は精神的に空回りしている。この状態が長く続くと何かをやるという意欲が減退する

だから、

体を動かす仕事が目に入ったら、条件の良し悪しをあまり考えずにアクションを起こす事だ。働きながらより良い条件と環境がある仕事を探せば良い。体を動かす仕事があれば、頭が動き出す。空回りしている頭から働くという思考に頭が変化する。

遅刻しないためにアルバイトの仕事を軸に生活のリズムが作れる。好きな事をしていた時期は、生活のリズムがないに等しい。長年勤めた会社生活のリズムを失い、一時的に羅針盤を失った状態で好きな事をしていると精神的なバランスが崩れ始める。

フルタイムで働く必要はないが、自分の新しい生活のリズムを作れるコアな時間帯を確保できれば良い。働きながら一息ついだ帰宅途中のカフェで次に何をしようかを考えるとやるべき事の小さな羅針盤が作られる。今のアルバイトは、時間給が低いので高いアルバイトを探したいとか、スーパーの裏方仕事よりは衣料品店の店員の仕事をしたいとか、色々と欲が出てくる

アルバイト代で退職金を切り崩すスピードが遅くなり、もっと、お金を貯めたいという意欲が生まれてくる。今はアルバイトだが、65歳以降も継続して働けるシニアの仕事はないかと求め始めるはずだ。できれば、自分の過去のキャリアを生かす仕事がないかと。

頭でアイデアが生まれない時は、汗をかくことにする。頭を一時的に空っぽにして雑念を消し去る。体を動かして仕事をしていると仕事以外の事は頭に入り込んでこない。ふとした時にどこからかアイデアが浮かんでくる。俺がやりたかったことは、これだと!

定年退職後、または、中高年でリストラにあった会社員は、精神的に悶々とした生活を送っている。頭で悩み、考え込む。頭に頼らないで体に頼ってみる。私は、インターネットの仕事で技術的にハマってしまうほどの問題に直面することがただある。そんな時は、1日、2日、その技術的な問題から離れて別の仕事か気分転換をする。面白いもので再度挑戦しようとすると素晴らしい解決策が浮かんでくるのだ。

人生に悩んだシニアは、頭で解決策を見つけようとせずに体にその回答を聞いたほうが早い。何も考えずに体を動かすアルバイト、パート、ボランティアに応募してみる。自分を新しい空間の中に突入させて違った刺激を体に吸収させる。それが人生の悩みを解決させる肥えになる。

お金は体を動かさないと天から降ってこない。頭で考えてお金が生まれる方法は、一般人向けではない。専門知識や技術があるシニアならば、それをマーケティングすることで稼がる仕事が見つかるかもしれない。62歳と言うのは中途半端な年齢だ。65歳まであと3年あるが、多くの企業は65歳まで雇用してその後が用意していない。62歳のシニアを雇用するよりは、60歳のシニアを雇用したほうが長く使えると思う。