ボランティア活動をしている人たちを遠くから見ている。ビジネススマンの視点から見ると何らかの期待をするのが人間の欲求としてある。これだけ奉仕をしているのだから・・・と言った期待がないはずは無いと思わざるを得ない。
色々な人が色々なニーズや目的のためにボランティアをしている。その活動は自分のニーズを満たすためにある。社会奉仕活動は自己満足の世界ではないか。やりたくないことはやらない。ボランティア活動は強い動機付けがないと行動に移せない。いい加減な気持ちでは続かない。
2020Tokyoオリンピックのシティーボランティアに申し込んでいたが、キャンセルした。コロナワクチン接種が終わっていなかったためである。不特定多数の人と接する仕事はシニアにとってリスクが高い。ボランティアの仕事は好意によってなされるため責任範囲が曖昧になる。東京オリンピックで働いている人は人材派遣会社が派遣しているアルバイトとボランティアである。
有償で仕事を請け負うアルバイトと無償で労働を提供するボランティアでは責任の重さが違う。ボランティアとアルバイトは仕事をする上で意識が違う。仕事の質と責任の感じ方はアルバイトスタッフに重くのしかかる。ボランティアはその人の気質と動機づけの強さに寄る。