シニアのいびき対策:何が出来るのか?

自分のいびきで目が覚めることがある。最初に気づいたのは、夢の中で大きな破裂音が聞こえたことだ。どこかで爆発が起きたのではないかと思っていたが、それが自分のいびきの爆発であることを後で知った。いびきは歳を取ってきてから気になるようになった。自分のいびきに気が付き始めたからだ。 

いびきの音で家内からクレームが出されるのは、筋トレをやった夜の日が多い。体が疲れているとなぜかいびきも大きくなるようだ。面白い事に家内もいびきをかいている時は、家内からのいびきクレームは出てこない。家内は、いびきをしていないと主張するのだが、実際はいびきをしている。

いびきを軽減するために抱きまくらを買った。現実は、上手く行っていない。抱きまくらを抱いて横向きに寝ていられない。横を向いても肩に体重がかかり直ぐに仰向けになっている。

いびきの影響

いびきが発生する原因は頭で分かっているのだが、寝ている間にいびきが始まるので自分でコントロールが出来ないのが現実だ。意識がある間であれば、直ぐに横向きになって寝ることが出来る。いびきは無意識の時に発生するから誰もが困る。いびきの問題は、人間であれば誰にでも共通する問題である。

睡眠不足

家内は音に敏感な人間。ピアノを教えているので耳が良い。面白いことは、もう数十年一緒に寝室を共にしてきていることである。いびきのクレームが強くなり始めたのは子どもたちが巣立ったときから。夫婦二人の生活が始まり、自分の時間を自由に使える第2の人生に入った時期であった。

子どもたちが大人になる前までは、母親として、主婦として忙しい時を過ごし、疲れていたためだろうか、私のいびきについては特別なクレームは今ほどなかった。いびきが喧しいという言葉は何度も聞いていたが・・・あまり気にも止めなかった。

自分の時間が出来て色々とやりたいことをやり始めた家内にとって睡眠不足はイラ立ちの原因になる。それは私も同感である。出来れば、いびきをしないようにしたいのだが出来ていないのが心苦しい。無意識に起きているいびきだからどうしようもない。

寝室を別にする

隣人の夫婦は既に寝室を別にしていると聞く。子供部屋を自分たちの部屋に変えて旦那の寝室&書斎にしている。私達夫婦もやろうと思えば出来るのだがやっていない。そこまで追い込まれていないためだろう。何十年も寝室を共にしてきた。いづれ一人で寝ることになる。それまでは夫婦二人で寝室を共にしたほうが良いという考えがお互いにあるのだろう。

これはそれぞれの夫婦の関係と考え方に依存する。お互いが納得して寝室を別にすれば、ある程度いびきは聞こえなくなるかもしれない。一番良いのは、お互いにいびきをかいてお互いのいびき音をキャンセルすることだ。 

いびき対策

私達夫婦だけの問題でないいびき。CES 2019がラスベガスで開催された。ニュースでも報道されたが、いびきを軽減するアイ・マスクや一時的に意識を起こしていびきを止める小道具などが紹介された。いびきは世界共通の大問題であることが分かる。

シニアのいびき対策として私が今出来ることは

  1. 体重を後3キロぐらい落として気道を塞ぐ贅肉を少なくすること
  2. 出来るだけ意識して横を向いて寝るよう心がけること
  3. 耳栓を家内に使ってもらうこと

どれも決定打にかけるのだが、やれることをやるしか無い。アマゾンでいびき防止ようの耳栓を調べてみたのだが、購入した方の低評価を読んでみると効果がないことが分かる。高評価は、さくらが販売目的にかいているのが見え見え。現時点では、耳栓は完全ないびき防止にはならないが少しは音を低減できることは確かである。

『スリープバンテージドクター』 快適な寝姿勢を得られる「横向き寝」を促進する枕がある。フランスベッドが販売している。価格が1万4000円程度。横向き寝の体負担(肩や耳)を軽減する形状になっている。

いびき対策:横向き寝の枕

結論

  • いびきの音で家内からクレームが出されるのは、筋トレをやった夜の日が多い。体が疲れているとなぜかいびきも大きくなるようだ。
  • いびきは人間であれば誰でもする。全世界の夫婦の間で問題になっている。決定打の解決策は現時点でない。
  • 一番の解決策は横を向いて寝ることであるが、ずっと横を向いて寝れないのが現実。