足が不自由になった時に困らない方法

高齢者が元気よく歩いている姿を多く見る一方で杖を使いながらゆっくりと足を引きずりながら歩く老人も多い。自分の足で動けない人は、車いすを使って動くことになる。外に自分で出られるか、出られないかで精神的な苦痛も違う。自分で動ける道具があれば、普通の生活に近い生活を維持できる。

老いてくれば、どうしようもなく体力が落ちて、自分で行動できる範囲が狭くなる。行きたい所へも行けなくなる。ちょっとしたものを買いに出かける事も大変になる。移動するうえで足は本当に重要だ。足が不自由になったら、段階別に歩行支援の道具を使って足を動かし続ける努力が必須になる。

杖で歩けなくなったら「足こぎ車いす」で足のリハビリが出来るCogy

車いすは、両手で車輪を動かすのが一般的である。もし、まだ足に力が入る状態であるならばCogyと言う自転車のペダルを使った車いすがある。 下記のYouTube動画で全体像が分かる。足の筋肉を使う事を止めてしまうと増々足の筋肉が弱くなってしまう。リハビリの目的で足の筋肉を鍛えるためにCogyという車いすが生まれた。

 両手で動かす一般的な車いすに移る前に足のリハビリ用に作られたCogyという車いすを試してみる価値がある。問題は、一般的な車いすは数万円ぐらいで買えるのだが、Cogyは40万円ぐらい費用が発生する。そのためレンタルサービスを利用すると良い。

足の筋力をリハビリ・維持しながら自分で移動できる道具である。高齢者の弱った足のリハビリに使われ始めている。一般的な車いすは、安くて比較的軽い。そのメリットはあるが、足の筋肉を使う事がなくなるため、足がますます弱くなる。一度、両手で動かす車いすを使い始めると自分で足を使う機会がなくなる。

足の不自由な老人が必要なものは、足の筋肉を鍛えるリハビリである。 参考資料 D-try事例研究 Cogy(PDF)