米国ハリウッドで大人気の映画「クレイジー・リッチ (Crazy Rich Asians)」の映画を今日の午前中に楽しんだ。日本の公開初日の午前中であるのだが、あまり知られていないためか観客は10人もいなかった。私を除いて50歳以上の女性たちだった。
この映画は、中国系アメリカ人のレイチェルとシンガポール系中国人のニックとの間のラブコメディーである。スーパーリッチな家庭で育ったニックとシングルマザーに育てられたレイチェルがニューヨークで出会い、恋人同士になった。レイチェルは、ニックがシンガポールの財閥一家の御曹司とは知らずニックの家族に会うことになってしまった。
ここまでは、良くあるお話だ。シンデレラ物語である。この映画の良さは、シンガポール系中国人と中国系アメリカ人の価値観の違いを表すと同時にハリウッドでキャスト全員がアジア人俳優で制作された映画で大ヒットしたことだ。
シニアの気分を良くする娯楽映画:気分が落ち込んでいるシニア向けだ!
朝起きて理由が分からない気分の落ち込みを感じた人は、ぜひ、「クレイジー・リッチ」の映画を見に行ってください。ハリウッドが制作したオール・アジア人キャストによるシンデレラ物語ですが、感情移入が出来て最後がハッピーエンドになる筋書きは心を幸せにしてくれる。年を取ると感受性が低下して感動する機会が少なくなる。
この映画を見ながら感動した。感動して涙が出てきた。なぜか、心が熱く感じた。日常生活ではあり得ない話だ。Make-believeの世界だが、心を暖かくしてくれる。
シンガポールのスーパーリッチな生活がどのような生活であるかも知ることが出来た。シンガポールの生活水準は、もう、東京と同じレベルだ。東京以上に国際的な社会になっている。この映画は、小説"Crazy Rich Asians"を映画化した。シンガポール系アメリカ人が書いているのですべてが想像の世界ではない。
この映画の中で日本人女性(ハーフ;父が日本人、母がイギリス人)が登場している。ソノヤ ミズノの顔と姿が主役の女性よりも魅力的である。
一般人にとっては、想像を絶する様な生活を映画の中で表現している。お金が全てとは言えないが、世の中にはこんな人達もいるという事実を認識するだけでも良いのだろう。幸せの感じ方は、人それぞれ。お金があれば、幸せと思う人とそうでない人がいる。お金が乏しくて生活に困っているシニアにとってお金は幸せをもたらしてくれるかもしれない。
私自身は、お金は生きて行くのに必要なだけ手元にあれば良いという考え方だ。今、手元に1億円有っても幸せは何も感じないだろう。お金で買えないものが増えてきているからだ。物理的な物で幸せを感じる年齢は既に過ぎている。精神的な幸せ感をもたらしてくれるサービスや体験に価値を見出している。
最近、映画を見て涙を流すほど興奮したことが少ない。この映画は、心を軽くしてくれるほど明るい。機会があれば、ぜひ、見てください。
あなたの落ち込んだ気分を楽にしてくれる映画であると思っている。
この記事「映画「クレイジー・リッチ」ラブコメディーを見て感じた事:久しぶりの幸せ感」のポイントは、
- この映画を見ながら感動した。感動して涙が出てきた。なぜか、心が熱く感じた。日常生活ではあり得ない話だ。Make-believeの世界だが、心を暖かくしてくれる。
- 友人の結婚式で歌われれる詩が心に染みる。" Can't help falling in love " by Kina Grannis
- 朝起きて理由が分からない気分の落ち込みを感じた人は、ぜひ、「クレイジー・リッチ」の映画を見に行ってください。