梅雨の時期は湿度が高くなり不快指数も酷くなる。外に出たら、紫外線が強いので暑い。最近の異常気象で夏が早くやって来ているように感じるのは私だけではないだろう。毎年夏になると冷蔵庫で冷やしてある水をマイボトルに入れて仕事に行っている。自宅から最寄りの駅まで約2キロある。この間に汗が出て喉が渇き始める。
駅に到着することには、マイボトルの水が半分ほど無くなっている。熱中症予防と対策でこまめに水分をとっている。足を鍛えるために毎日外出しているシニアはこれからの季節は注意が必要である。リュックの中に水分補給のマイボトルやペットボトルを入れておくこと。
意識して1時間毎に一口水を飲む。喉が渇いていなくとも1時間に1回一口水を飲むだけで熱中症を予防できる。
熱中症にならないために・・・
60歳を過ぎると体の機能が衰えてくる。衰えてくるのが自覚できるようになる。その中で気がつかない機能低下がある。暑さに関する感覚機能が低下して喉の渇きや温度の高さが分からなくなる。自覚できないのが一番の危険。
横浜の街中を歩いている老人を見ると如何にも着過ぎのファッションで外出している。私が半袖のポロシャツで暑いのにスーツ姿で歩いている老人たちが多いのだ。私の目からして驚きとしか言いようが無い。手元を見ても水分補給のドリンクを持って歩いていない。こんなに暑いのによく水分を補給しないで歩いていられる?
暑い日の街中を見ても水分補給を意識していない老人たちがなんと多いことか。日傘をして歩いているシニア女性や帽子をかぶっているシニア男性は多い。
でも、
水分補給のドリンクを持って歩いていない。こまめに水分を補給するには手にボトルを持って歩いたほうが良い。いつも、そんな印象で横浜を夫婦で歩いている高齢者を心配している。
最近の気温が25度以上になる日が多い。そろそろ、リュックに熱中症予防と対策の品を入れようと思っている。
私の熱中症予防と対策
1.冷たいお茶か水が入っているマイボトル
夜寝る前にマイボトルにお茶を入れて冷蔵庫に入れておく。
2.塩飴か、梅干し
近くのスーパーで市販の塩飴を購入。または、梅干しを小さなパックに入れておく。
3.冷却タオル
超揮発性新素材によるこのスポーツ用タオルは水につけて絞るだけで数分後気化熱の発散により外気よりはるかに低温となり肌にクールな触感を与え、汗も吸収します。
CITIZEN(リズム時計) 【高精度温湿度計・携帯用サイズ】 ライフナビピコA 2000円以下でアマゾンで販売中。温度計と湿度計に熱中症警報機能が付いている。体が外の温度を的確に感じられないならば、温度計・湿度計を見て自覚する。
東京都の熱中症患者の半数が65歳以上の高齢者
高齢者は体内にある水分の量が子どもや成人と比較して低い。子供は、75%、成人60% 、高齢者50%だ。そのため、暑い夏は水分不足になりがちになる。
自分が熱中症になりかけているかどうかを自覚できれば、直ぐに予防や対策が出来る。熱中症になり始めるとこんな症状が出てくるので注意してもらいたい。
予防や対策
- めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状
- 筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなる症状
- 体がぐったりし、力が入らない、吐き気やおう吐、頭痛などを伴う症状
- 汗のかきかたに異常がある症状
- 体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状
- 声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする症状
- 水分補給が出来ない症状
上記のような症状が体に起きたら、日陰がある場所を探し体を休める。手元に水分補給のマイボトルやペットボトルがあれば、直ぐに水分補給をする。無ければ、周りを見渡して自動販売機があるかどうかを探してみる。体調が悪化する前にスマホで家族、知人、友人に助けを求める、または、119番に電話する。
結論
異常気象で寒い日があったり、暑い日があったりで身体の体温調整が難しくなっている。これから暑い日が多くなっていく。毎日外出しているシニアはリュックに水分補給用のマイボトルやペットボトルを入れて置くべきである。シニアは意識して水分補給をしないと熱中症になりやすい。