暑い夏に向かって季節は変わってきている。マスクをしながら強い紫外線を浴びる。ちょっと歩くだけで汗が出てくる。自宅から最寄りの駅まで1.7キロあるので駅に到着する頃には水分補給が必要になる。駅近くにあるスーパーマーケットでミネラルウォーターを買う。一口飲んで駅に向かう。
暑い日ほど身体に疲れを感じやすくなる。暑い日が続くと身体に疲れが溜まりやすい。高齢者ほど疲労を累積させない生活習慣が求められる。疲労が体に貯まると免疫力も低下する。血液の流れも悪くなる。水分不足が知らないうちに身体の中で始まる。
指圧マッサージで血行を良くする。マッサージが終わると水をたくさん飲むように言われる。血液の流れを良くするためには水分が必要。体に溜まった老廃分を運ぶために血液に水分を与える必要がある。暑い日は水分を多めにとって血液の流れを良くする。
健康意識が強いシニアならば、その日の疲労をその日のうちに解消する事に務める。翌日に昨日の疲労を持ち越さない生活習慣が必要になる。そんな生活習慣を身に付ければ暑い日が続いても健康を維持できるようになる。
目次
暑い日の疲労回復には睡眠の確保、日中の水分補給、お腹の調子を良くする食べ物!
睡眠不足になった時、できるだけ昼寝をして体と脳を休ませる。昼寝をする時間は15分から30分ぐらいで十分。それも寝室ではなくリビングルームで昼寝をする。寝る時に腕時計を見て15分後の時間に起きると念じる。目が覚めたら洗面所で冷たい水で顔を洗う。
身体が疲れた時はちょっとした睡眠を!
暑くなると熱は体力を奪い始める。加齢で体力を落とし始めているシニアは知らないうちに疲労を体に貯めてしまう。それが「あくび」となって体を休めて睡眠を取れという信号を出す。遠出のドライブ旅行で自動車を何時間も運転する。目と脳が疲れる。運転中にあくびが出る。あくびは体の疲れを示すサインである。
外出中に疲れたと感じ始めたら、日陰がある公園のベンチに座って15分から30分ぐらい昼寝をすると良い。その時は水分補給を忘れずに。老廃物を寝ている間に血液とともに運ぶために水分は必要。一口でも良いので水分を取ることである。昼寝をしている間に体から水分が蒸発していく。
昼寝から目覚めると、脳も身体もスッキリする。年齢とともに回復力が落ちてくるので疲れを貯めないよう昼寝で疲れを解消する。昼寝はシニアの身体にとってプラス効果が多い。疲れを感じたら短時間の睡眠で疲れを解消する習慣をシニアは身につけるべきである。
水分補給を意識して取る習慣
暑い日は、外を歩くだけで汗が出てくる。シニアの体は知らないうちに水分と塩分を失っていく。塩分は、外出時に梅干し1つを食べるだけで何とか確保できる。水分は、常時、水筒にスポーツドリンクを入れて持ち歩く。または、スポーツドリンクを近くのスーパーで買う。
私は意識して水分を取る習慣を身に付けている。こんな頻度で水分補給をしている。
- 朝起きたらコップ1杯の水を飲む
- 朝食時にコーヒーと牛乳を1杯づつ飲む
- 外出時にコップ1杯の水を飲んでから自宅を出る
- いつも外出時には水筒(白湯に梅干しを入れる)を持参
- 帰宅したらコップ1杯の水を飲む
- お風呂に入る前にコップ1杯の水を飲む
- 寝る前にコップ1杯の水を飲む
ただ、注意することは必要以上に水分を取る必要はない。一つの目安として「コップ1杯(約200ml)を1日7回ほどに分けて飲むのが体に負担がない量」とされている。
カロリーが高い食事とお腹の調子を良くする食べ物を意識する
シニアはカロリー不足になる傾向が強い。活発に体を動かさない生活に入ると食欲が落ちて食事の量も減る。肉類から野菜類に嗜好が変わる。本来ならば、筋肉を維持するタンパク質が多い肉類をたくさん食べる必要があるのだが、さっぱりした食事を好み始める。
私はできるだけカロリーが高い食べ物をランチに食べている。食欲があまりない時は敢えてカレーライスを食べる。カレーのスパイスが胃腸の調子を整えてくれるからだ。同時に高カロリーであるのでエネルギー不足にならない。暑い日はどうしてもさっぱりした食べ物(そばや冷やし中華など)を食べたくなる。
ランチをかつ丼にしてみたり、寿司を食べたり、ステーキを食べたりしてみる。アイスクリームやソフトクリームも高カロリーであるので疲労回復に役に立つ。シニアはエネルギー不足にならないよう栄養バランスを見ながら食事をすること。
夕食はご飯のお供として納豆を食べている。肉とサラダは定番のメニューになっている。疲労回復にはタンパク質が多い肉や魚類を多く食べるとエネルギーがもらえる。
ヨーグルトは朝食時と夕食後の間食としてジャムを入れたり、果物を入れたりして食べている。腸内フローラの改善が出来るヨーグルトのような乳製品はシニアにとって必須な食品である。
結論
暑さによる疲労回復には、1)昼寝で足りない睡眠、2)水分と塩分の補充、3)体に必要な栄養をバランスよく取ることである。