ジムやスポーツセンターでの筋トレは老後の新しい生活スタイル

インターネットビジネスをしていると自分の時間と場所を自由にできる。毎週水曜日と土曜日の午後は、スポーツセンターに出掛けて筋肉トレーニングを3時間ほどやっている。水曜日の午前にスポーツセンターにやってくる人は、(1)65歳以上の高齢者、(2)自由業の人、(3)学生、(4)子離れした主婦たちである

ジムでウエイトトレーニングをするのに一番都合の良い時間帯が平日の午前11時から14時頃である。多くの人はランチに出かけるため筋トレを続ける人は自然と少なくなる。使えなかった筋トレ機器を余裕を持って使える時間帯になる。

定期的に同じ曜日と時間帯にスポーツセンターやジムに来るといつも顔を合わす人が見つかる。何度も顔を合わすとお互いの顔が見慣れてくる。自己紹介をしなくても、相手の名前を知らなくても自然と挨拶が始まり、会話も始まる。

新しい知人や友人は同じ目的で行動しているところで生まれてくる。

シニア向け運動教室とジムでの筋肉トレーニング

65歳を過ぎると再雇用が終わる人が多い。65歳以降に雇用先を見つけるのは人的なコネがない限り非常に難しい。働く場所を失ったシニアは、本格的に老後の生活を考え始める。60歳代はまだ体力があり、新しい生活習慣が作れる。

スポーツセンターやジムに通い始める

健康寿命を意識してスポーツセンターやジムに通い始める人が多い。70歳を過ぎた先輩たちから色々と健康障害のことを聞いているからだ。 特に足の筋肉の衰えが老後の生活を脅かすという情報を得ている。同年輩の隣人たちが地区のスポーツセンターで開催されているシニア向け筋肉運動教室に通い始める。

時間が有り余る生活が始まっているシニアはスポーツセンターに通い始める。スポーツセンターには、曜日ごとに色々な運動教室がある。ヨガ、腰痛教室、太極拳、ラジオ体操、筋肉運動などだ。毎日開催されているので暇ならば毎日スポーツセンターで体を動かせる。

体を動かす習慣をスポーツセンターで身に付けられるならば、それが一番健康に良い。健康意識が強い65歳以上の高齢者は、会社の代わりにスポーツセンターを毎日の行き場にしている。1日の半分をスポーツセンターで暇をつぶせる。その上、体を鍛えられるので健康になる。ランチをスポーツ教室で知り合った同年輩のシニアと一緒にして横のつながりを深められる。

シニアたちの社交場としてスポーツセンターやジム

健康的なシニアたちの社交場としてスポーツセンターやジムが脚光を浴びている。経済的に余裕があるシニアは、会員制ジムに通い、若い女性や男性を眺める。綺麗なトレーナーから有料のトレーニングを受ける。意欲的な高齢者は、可愛い女性トレーナーをナンパし始める。

平日のスポーツセンターの良さは、同年輩の人との出会いがあることだ。男女ともに運動教室を通して知り合いになる機会が生まれる。一人で自宅に閉じこもってテレビを見て生活をしている老人は、気分転換に地区のスポーツセンターに顔を出してみると良い。こんな女性と知り合えるかもしれない。

chance meeting スポーツジムで魅力的な女性と知り合う

何度も顔を合わすうちに挨拶が始まり、そのうちに会話も始まる。お互いに名前を知らなくても見慣れた顔であるので会話は始めやすい。事務での筋トレが共通話題になり、そこを出発点にして話題が広がる。そのうちにランチを一緒にしようとか、カフェでコーヒーを飲もうとか、一杯お酒を楽しもうとかというお誘いも起きる。

シニアの出会いを創りだすスポーツセンター

健康寿命を伸ばしたい人達が集まるスポーツセンターは、共通の目的で新しいシニアの出会いを創りだす。体を動かしながら新しい友達を作れる。シニア女性は、お喋りの相手を探せる。シニア男性は、一緒にお酒を呑む機会が見つかる。

暇している65歳以上の老人たちは、運動やスポーツを通じで新しい老後の生活スタイルを作り出している。一人寂しく余生を送っている人ならば、地区のスポーツセンターに出掛けてデビューしてほしい。体を動かすことでリフレッシュできる。運動教室に参加すれば、定期的に会う人が生まれる。新しい友達をつくる良い機会になる。

定期的な筋トレで新しい生活のリズムを作り出す

私が顔見知りになった80歳代のシニア男性は毎週火曜日と金曜日の午前中にスポーツセンターにやってくる。私の同じ曜日と時間帯でスポーツセンターにやってくるので自然と顔見知りになる。1年以上、挨拶も会話もなかったが、ある日向こうから話しかけてきた。最初の投げかけ言葉は「よく顔を合わせますね!いつもこの時間帯ですか。」であった。

彼も私も週2回、火曜日と金曜日の午前中に筋トレをするという生活習慣を身に着けている。彼が筋トレを始めた理由は運動不足からくる歩行障害(膝が痛い)であった。医者からジムで運動を定期的にすれば自然と治りますよと言われて始めたら、その通りになったとのこと。それから筋トレが病みつきになった。

私の場合は、筋トレは長年の趣味。米国留学中に学んだ筋トレを続けていた。ただ、本格的に始めたのはこの10年ほど前。以前は、月に3回スポーツジムに通うだけであった。今は週2回定期的に通っている。70歳になって筋トレの重要性と健康メリットを認識し、生活のリズムのコアにしている。お陰で仕事以外にやるべきことがもう一つ生まれた。

筋トレを老後の生活のリズムに取り込むと知らないうちに健康が副産物として与えられる。

結論

新しい老後の生活スタイルは定期的な筋トレで始める。健康を意識して体を動かし、加齢で失われ行く筋肉を取り戻す。

仕事をしない生活は暇である。今日行く所、今日やることで悩まないようにするには新しい生活習慣を作り出すしかない。スポーツセンターに定期的に通う生活を始めると新しい老後の生活習慣を構築できる。そのうえ、健康に貢献する。 

最近のスポーツジムはシニアたちの社交場である。新しい知人や友人を作りやすい場になっている。相手の名前を知らなくても定期的に顔を合わしているうちに挨拶が始まり、会話も生まれる。スポーツセンターに行けば顔見知りに会えるという楽しみが生まれる。