60歳から70歳までの生活は、想像ができる。普通の生活を送れる可能性が高い。問題は、70歳から80歳までの生活がどうなるか予想がつかない。70歳から健康面や身体面で個人差が出始める。最初のサインは、足の筋力だ。知らないうちに歩くのが遅くなる。階段の上り下りを避け始める。体の疲れを頻繁に感じ始める。多くの高齢者は、75歳を過ぎた頃からこのような状態になる。
普通の生活がいつの間にか出来なくなっている自分に気が付く。こうなる前に予防策を自分なりに講じなければ普通の生活が出来る年齢を伸ばせない。普通の生活が維持できる老人は幸せな老人である。
60歳代のシニアは、普通の生活があたかも永遠に続くかのようなイメージを持っている。自覚症状を感じていないから仕方ないが。怖いのは、自覚症状を感じ始めたら、もう遅い事だ。普通の生活が出来ているうちに予防策を実施することだ。