雪が積もる、雨が降ると高齢者は怪我をする?

毎朝、通勤時に出会う老人は近くのスーパーに買い物に行く。毎朝買い物に出かけることで足を鍛えている。もう、80歳近い老人だ。すれ違うだけの老人だが、雪が降り積もると日の朝はどうするのだろうか。無理してスーパーまで買い出しに行くのだろうか。心配だ。

雪が降れば、降った雪が凍り、滑りやすくなるのは誰にでも想像つく。あの老人は、毎日の歩くトレーニングでスーパーに買い出しに行くならば、ケガをするかもしれない。老人は、体のバランス感覚が低下して転びそうになった時に踏ん張るだけの体力が無い。

転んで骨折をすると老人は棺桶に一歩足を深く入れ始める事になる。シニアにとって転倒は危険である。ちょっとよろけて転んだだけで骨折することもある。

シニアの体型を改善したければ、どうすれば良いか?

スポーツセンターのジムで筋トレをしているとシニア、高齢者、老人の体形を見ることが出来る。60歳代の男性や女性、70歳代、80歳代の人たちの体形は Out-of-Shape(体型が崩れている)である。運動を定期的にやっている人とやっていない人では、雰囲気が違う。肥満体のシニアならば、顔と腹を見ればすぐに分かる。とても、健康的な体であるという印象を周りの人に与えない。

体が細くなっている人は、風が吹けば飛びそうな風貌をしている。手足に筋肉が少なく、骨と皮が目立つ。シニアの体は、気が付かないうちに少しづつ変貌して行っている。60歳代のシニアは、まだ、若い。若いから老化による体の変化に気が付きにくい。普通の生活では、特別な動作をしない限り老化による体の変化に気が付かない。

私が仕事で会う同年代のシニアからいつもこんなコメントを頂く。「あなたは、腹が出ていないねえ!」

孤独に陥りやすいシニア男性がやるべき事は?

女性は一般的にお喋りをしないと生きていけないほどお喋りをする。男性には、そのような欲求はない。老人ホームやデイサービス施設では、男性よりも女性が積極的に新しい老人に話しかけている。女性は、お喋りという習慣が社交性を高める。

男性は、話好きな人以外黙って孤独に甘んじている。一体どこでシニア男性たちは、孤独を癒やしているのだろうか。シニア男性たちは、共通の趣味があると仲間に成りやすい。典型的な趣味は、将棋、碁、麻雀だろう。勝負事の遊びに男たちは興奮する。

65歳の私は、将棋、碁、麻雀などの趣味を嗜んでいない。仕事がなければ、孤独の世界に埋もれるのは確かである。会社員時代は会社と家庭が私の居場所であった。独立してからは仕事場と家庭にスポーツジムが加わった。仕事ができなくなったらスポーツジムで暇をつぶす生活が中心にあるだろう。

遊び仲間がたくさんいれば、毎日違う遊び仲間と暇つぶしを事ができる。残念ながら、私にはそんな遊び仲間はいない。仕事仲間はいるが、遊び仲間にはならない。

子供が巣立った後の夫婦生活は、どのように変わるのか?

子供が二人大人になって独立をした。自宅には、子供が使っていた2部屋が空いた。夕食は、夫婦二人になった。いつも騒がしい次男が一人で生活をし始めたら、家の中がシ~ンとなっていた。会話がいつも夫婦二人の会話になった。子供が巣立つとこうなるんだと。

隣人の夫婦も私たち同様に子供が巣立って行った。家内経由で話を聞くと会話がないという。長年一緒に生活をしてきた夫婦であるためか、会話らしい会話が生まれてこないという。

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体が痩せて来ているシニアが筋肉を増やしたいならば何をするべきか?

75歳頃から定期的に運動をしていないシニアが嘆き始める事が有る。体が枯れてくる現象だ。体重が減って体が細くなってくる老化現象だ。当然、体の筋肉も脂肪と同時に減ってきているため、体のバランス感覚や歩行で不安定になる。体は、日常的に使っていても老化の速度が速いため意識して体(筋肉)を鍛える必要がある。それに気が付くのが遅いと体が痩せ細り、枯れてくる。

私は、事前に老人に成るとこんな状態になるという危機意識を感じていた。そのきっかけは、仕事でお付き合いがあったクライアントの社長が75歳ぐらいで足を引きずりながら歩いている姿を見たからだ。体は枯れてきてはいないが社長業が長いとカロリーが高い美味しい食べ物を頂けるため肥満体になる。その重さに耐えられない脚力になってしまっていた。

老人に成ると歩けなくなるのだという事実を知った。これを是正するためには何をしたら良いか真剣に考えた。

硬く固まり始めるシニアの身体を改善するには?

65歳の身体は、知らないうちに硬くなっているのに気が付く。歩いていても何かぎこちない。足の関節、腕の関節、肩の関節、色々な関節の部分で柔軟性を失っている感じだ。

自分の体の柔軟性をテストして見て頂きたい。

体の前屈である。膝を曲げないでまっすぐ立つ。その姿勢で手の平が床に着くかどうかをチェックしてみる。背中から腰、お尻、太ももの裏側の柔軟性が分かる。

70歳代から枯れて行く自分の体を何とかしたい

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40歳の人の筋肉の量を100と仮定したチャートである。個人差はあるが、老いて行くほど筋肉の量が激減する。筋肉量を維持・増やしたい人は、定期的な筋トレを運動習慣として身に付ける必要がある。筋トレは、年齢に関係なく始められ筋肉強化で効果がある。

筋トレが初めてのシニアはスポーツジムでパーソナルトレーナーの指導を受けたほうが良い。正しい筋トレのやり方を学ばないと怪我をする。自分の体力にあった筋トレプログラムをトレーナーは作ってくれる。

なぜ、体型を良くするリュックが快適なのか?

横浜の街中を歩くと多くのシニアがリュックを背中に背負って歩いている。会社員時代は、手提げカバンであったが、両手を自由にするリュックが定年退職後は便利だ。私は仕事でノートブックPCやタブレットが必需品になる。そのため、情報端末の出し入れが簡単で沢山物が入るリュックを使っている。 

手提げかばんは、利き腕をいつも使うため利き腕の肩が下がってしまう。アンバランスな両肩になるので、それを治すためにリュックにした理由もある。

リュックは色々ある。自分のニーズと目的で選ぶべきなのだが、名の知れないメーカーはやめた方が良い。耐久性がない。私は、リュックで有名なノースフェイス製品を使っている。丈夫で長持ち、その上、上手く入れる物を整理出来る作りになっている。  

リュックは手提げかばんと違って体で荷物を背負うので両手が開く

シニアは定年退職後の損失感にどう対応すべきか?

60歳を境に興味を持たない、失うモノと事がある。これはあくまでも私事であるが、多分、類似のことがシニアに起きていると思う。

組織を離れると会社関連の情報に興味を失う。もう、直接、間接的に自分の人生に関係しないからだ。

自分の人生にあまり関係しなくなるモノに保険が有る。60歳を境に自分の生命保険の価値が急激に下がる。その通知を受けて生命保険を全て解約した。

医療保険も保証する内容と金額を精査して本当に投資対効果があるか計算してみた。その結果、医療保険は保険料を自分の口座に貯蓄したほうが得であると判断した。老いてくると保険の必要性が無くなることに気付き始める。

現役から引退するという年齢は、失うものが多い年齢である。今までの会社人生の価値観が見直しされる。

心に穴を開ける損失感をどう乗り越えるか?

夜のウォーキングで後ろから自動車がぶつかってくるのを防ぐにはどうするのか?

夜間自動車を運転しているとシニア夫婦が夜のウォーキングをしているのを頻繁に見かける。それが分かるのは、ハイビームライトで前方の道路脇を照らした時だ。もし、これがショートビームライトであったら、50メートル先になって初めて人が道路脇を歩いていると認識することになる。

体の健康のために高齢者が夕方から散歩やウオーキングをする。この時に後ろからやって来る自動車のことを意識していない。自動車が勝手に避けてくれると思いこんでいるからだ。

ちょっとした自動車側の不注意で道路脇を歩いている人を跳ねる危険が大いにある。そんなリスクを老人は意識していない。

セーフティーLEDライトバンドを腕や足につけて歩く!